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【日本橋兜町×金融】夏休みにもオススメ!金融の歴史を体験できるスポット巡り【vol.2】

こんにちは。
FinGATEです!

前回の第1回ではKABUTO ONEのThe HEARTと渋沢栄一翁オブジェを紹介しました。
どちらも屋内スポットだったのですが、第2回目の今回は屋外のスポット、日証館と兜神社を紹介します。

渋沢栄一ゆかりの地スタンプラリー」を楽しみつつ、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?

それでは早速、紹介していきます。

日証館

東京証券取引所の脇の道を歩いていくと重厚な建物が目に入ってきます。
渋沢栄一邸宅・渋沢事務所の跡地に1928年(昭和3年)に建設された日証館です。

写真左が東京証券取引所、中央奥の白い建物が日証館

上述の通り、当初は渋沢邸・渋沢事務所だった日証館。しかし、さまざまな変遷を経て今に至ります。

まずは、1923年(大正12年)、関東大震災による被害で渋沢邸・渋沢事務所が焼失してしまいます。
その後、1928年(昭和3年)、その跡地に東京株式取引所が「東株ビルディング」を建築しました。

時を経て、1943年(昭和18年)の日本証券取引所設立後には、現在と同じく「日証館」と呼ばれるようになりました。

エントランスも重厚です

しかし、第二次世界大戦後の1946年(昭和21年)には、証券取引所ビルが米軍に接収されてしまいます。
証券取引所が閉鎖されてまったため、一時的に日証館に取引所機能が移されることに。
1949年(昭和24年)に東京証券取引所が設立されるまでの約3年間は、日証館で集団取引が行われていました。

その後、東京証券取引所に機能が戻ると、日証館は30以上証券会社が入居する事務所ビルに。
戦後の復興や高度経済成長期という背景もあり、証券員たちが「我先に!」とむかいにある東京証券取引所に走っていった……なんて話もあります。

かつて証券員たちが駆け込んでいった東京証券取引所側から撮影

建築物の美しさだけではなく、歴史の1ページを感じることができるスポットです。

兜神社

日証館のすぐ隣、首都高の高架下にあるこじんまりとした神社です。
規模は小さいですが、証券界の守り神とされています。

入口から撮影。これくらいの規模の神社です。

また、境内には「兜岩」と呼ばれる岩がありますが、この岩が「日本橋兜町」の地名の由来ともいわれています。

2回にわたり、日本橋兜町で金融の歴史を体験できるスポットを紹介しました。
まだまだ紹介していない魅力的なスポットがたくさんあります!

そして、四季折々のさまざまなイベントが開催されています。
是非遊びにいらしてくださいね!

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